株式投資

【繰り上げ返済のデメリット】奨学金を一括で返すと損をする理由

動画でも解説しています。

ボーナスが入ったー!奨学金を返そう!

ボーナスが来月に控えている方は、その半分くらいを奨学金返済に回そうかな。と考えていませんでしょうか?

奨学金は早く返したほうが賢明だ、借金だから早く返すべきだ。

そんな意見がたくさん聞こえてきそうですが、結論から言うとそれは大損する可能性があります。

最近、大学のときに使用していた口座にまとまったお金があったのを忘れていました。

そのお金を使って一括で奨学金を返そうかなと思いましたが、色々計算してみるとそれは損することになると判断しました。

その理由を解説していきます。

【注意】

投資は自己責任です。

給料を安定的に継続して得られる社会人限定の記事です。

私が奨学金と同じ額が借りれるなら、それを投資に回します。(レバレッジと同じ考え方)

しかし学生がそれをやって失敗した場合、大学に通えなくなり今後の人生が詰む可能性が非常に高いのでおすすめはしません。

安定的な仕事に就職していない場合、まずは奨学金の返済を済ませることをおすすめします。今後のライフイベントで毎月の固定費が負担になる可能性があるためです。

繰り上げ返済で損する理由

投資の方が利回り的に優先

奨学金の利息はご存知でしょうか

そもそも奨学金は2つに分かれています。

  • 第一種:利息無し
  • 第二種:利息あり

第二種の利息はJASSOのホームページを確認すると分かります。

令和元年に卒業した方の奨学金の利率は大体0.15%です。

400万円借りていたら年間6000円の利子がかかります。

詳しくはこちらの記事を参考にしてください。

  • 令和2年に卒業
  • 利率固定方式(年利0.15%)
  • 月8万円を4年間借りていた場合(400万円)

月1万6千円返済に充てるケースを想定。年間の支払いが20万円。

返済額と利息を計算すると20年で支払いが終わります。

その際の利息は20年間で63000円です。高いと言われれば高いですが、他の借金に比べたらとても低いです。

また、投資の平均リターンが3-6%と考えると、返済に躍起になるよりも余剰資金を投資に回して資産を増やすのが優先なわけです。

資産を増やすまで超非効率

元本を返済で減らして、もう一度資産を作り直さなければいけず、とても非効率。

元本(貯金、まとまったお金)を減らさずに返済するべき。

まとまったお金で、お金を生む仕組みを作るのが優先。

大きな金額になればなるほど、お金がお金を生んでくれるようになります。

年間5%で運用した場合の運用益は

  • 元本50万円なら2万5000円
  • 元本100万円なら5万円
  • 元本300万円なら15万円
  • 元本400万円なら20万円

気付いた方もいるかもしれません。

400万円があれば年間20万円の運用益を得ることができます。

400万円借りた場合、20年間で返済することを想定すると、奨学金の返済額は年間20万円です。

400万円が手元にあるときにそのまま400万円を奨学金に充ててしまうと、ただマイナス400万円失います。

しかし400万円を運用に回せば、1年間の奨学金の返済額をまかなってくれます。

今400万円が手元にあるならそれを元手に米国もしくは全世界株式のインデックスファンドに投資するべきだと思います。

そして分配金を受け取らず、再投資に回します。

そうすれば複利を生かして、早く資産をためられます。

それでは単利と複利を比べてみましょう。

単利の場合このような経過を辿ります。

複利(利益を上乗せして再投資)

単利の場合は返済に20年

複利の場合は返済に14年

大きな差ですよね。最終的な運用益も200万くらい差がついています。

一括返済していたらお金は溜まっていかない。

元本を貯めるところから再スタートが必要になる。

大きな金額を入手した時こそ、まとまった金額で投資をする。

元本から返済しなくても、20年も経てば毎月の支払いで返済が完了しています。

ボーナスのおすすめな使い方

ボーナス一括投資する。

毎年25万円ずつ投資信託を購入したとします。

20年で800万くらいですね。

奨学金返済に回すよりは大きなリターンを期待できると思います。

毎年50万円ボーナス投資するならこのくらい。

まとまった元本にプラスして50万円を毎年投資していくならこんな感じ


72の法則

72の法則とは

72÷利回り=資産が2倍になる年数

例えば5%で運用できた場合、

72÷5=14.4年

大体15年で資産を2倍にできます。(投資すれば)

ということは今持っているお金はとっっっっっても大事なんです。

今あるお金を減らすと相当な損になります。

だから繰り上げ返済せずにゆっくり返済で、余剰金は投資に回していきましょうと考えています。

まとめ

借金を返すのは自分です。

誰になんと言われようとも、賢く返していく必要があると思います。

また、この返し方をして失敗しても自己責任です。

できるだけ無理のない苦痛にならない返済を頑張っていきましょう。