仮想通貨

知らないと危ないPancakeSwap(パンケーキスワップ)3つのリスク

パンケーキ屋さんの人多いですよね。

PancakeSwap(パンケーキスワップ)とはバイナンススマートチェーン(BSC)上のDefiプラットフォームです。(これより先はパンケーキと略して記述します。)

パンケーキではSwapできたり、イールドファーミングできたり色々できます。

イーサリアムでは使用人数が多く手数料が非常に高騰しており、一回のswapでも1万円以上の手数料がかかる時もありました。

こちらはイーサリアムの手数料のグラフを示しています。

仮想通貨バブル時には取引するユーザーが非常に多くなったので上昇していることが分かります。現在ではかなり落ち着いていますね。

https://ycharts.com/indicators/ethereum_average_transaction_fee

そこで非常に低い手数料で取引できることから注目されたのがパンケーキです。一回の取引でも数十円くらいの手数料で済み、とても人気があります。

しかしこのパンケーキはリスクも十分にあるDEXです。使い勝手も良く、これからも活用していくためにリスクを知った上で投資できるのがベストだと思います。

そこで今回はパンケーキのリスクに注目して解説していきます。

3つのリスク

始めに結論です。

パンケーキの3つのリスクはこちら

PancakeSwapのリスク
  1. 運営者が謎
  2. 中央集権すぎる
  3. 安全性が低い

運営者が謎

PancakeSwapの知名度は非常に高いですが、運営母体は明らかになっていません。

つまり「よく分からない人にお金預けている」状態です。

仮想通貨詐欺あるあるですが、運営母体が不明だとある程度の期間で逃げられることがあります。

そうなるとそのお金を取り戻すことは不可能です。

ポンジスキームも同様でしょう。

知名度が高いですが、完全に信頼できるDEXではないことを理解しておきましょう。

資産全てをファーミングさせるのは止めよう

中央集権すぎる

パンケーキはBSCを利用したDEXになります。

BSCのコミュニティが成長すればするほど、BNBの価格上昇をもたらしていますがその反面、ネットワークの集中化が進んでいます。

この中央集権すぎる問題はパンケーキのリスクというよりも、BSCの問題でもあります。

バイナンススマートチェーンはProof-of-Stakeコンセンサスアルゴリズムによって、3秒以内のブロックタイムを達成しました。さらに詳しく言うと、Proof of Staked Authority(もしくは、PoSA)と呼ばれるものを使っています。ここでは、バリデーターになるには参加者はBNBをステークする必要があります。バリデーターは有効なブロックを提案した場合、彼らはそのトランザクションに含まれている、トランザクション手数料を受け取れます。

https://academy.binance.com/ja/articles/an-introduction-to-binance-smart-chain-bsc

PoSAとはPoAとDPoSの組み合わせにより作られたコンセンサスアルゴリズムのことを言います。

PoAはバリデータ(管理者が決めた承認作業を行う人)による承認をとる方法で、中央集権的なコンセンサスアルゴリズムであると言われています。

DPoSとはトークンの保有量に対して投票権を与えられて、投票結果の上位がバリデーターとして採用される仕組みです。

以上のことからMessariの上層部がBSCの中央集権性について問題視している記事がこちらです。

この記事によるとBSCのバリデーターは11人だそうです、、笑

中央集権的になればなるほどリスクは高まる

安全性が低い

Defi SafetyというサイトでDEXの安全性を知ることができます。

例えばイーサリアムのブロックチェーンを使用したuniswapを見てみると

このようになっていてパーセンテージが高いほど安全性が高いことを示しています。

どの項目でも高い安全性が担保されています。

最近問題になったIRON financeは47%、最近始まったshibaswapは35%を示しています。

それではパンケーキはどうでしょうか。

IRON Financeより低いじゃねーか笑

Documentation
This section looks at the software documentation. The document explaining these questions is here.
Required questions are;
6) Is there a whitepaper? (Y/N)
7) Are the basic software functions documented? (Y/N)
8) Does the software function documentation fully (100%) cover the deployed contracts? (%)
9) Are there sufficiently detailed comments for all functions within the deployed contract code (%)
10) Is it possible to trace from software documentation to the implementation in code (%)

1番低い項目を示していたドキュメンテーションを見てみます。

上の翻訳と結果を示します。

ドキュメンテーション
このセクションでは、ソフトウェアのドキュメントについて説明します。 これらの質問を説明するドキュメントはこちらです。
必要な質問は次のとおりです。
6)ホワイトペーパーはありますか? (Y / N)
→ホワイトペーパーはある
7)基本的なソフトウェア機能は文書化されていますか? (Y / N)
→されていない
8)ソフトウェア機能のドキュメントは、展開された契約を完全に(100%)カバーしていますか? (%)
→0%
9)展開された契約コード内のすべての機能について十分に詳細なコメントがありますか(%)
→26%
10)ソフトウェアドキュメントからコードでの実装までトレースすることは可能ですか(%)
→0%

質問の内容を完全には理解できませんが、このソフトウェアはちゃんと文書化されて何かあった時にもちゃんと復元とかできるようになってますか?みたいなことだと思います。

公式に文書化されていないのでバグや脆弱性が発見された時に弱そう

まとめ

パンケーキはメリットも大きいですが、そこだけに資産を置いておくのは勧めません。

リスクを知った上で投資をしましょう。